とあるジャニヲタ就活生の話

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 なんとか終えました就職活動。

 

 感想はね、多分人生で一番病んだんだと思うけど、それがどんな感情だったかもう忘れました(笑)辛かったけど途中日本社会に文句言い始めたけど色々勉強になったしこんな温室育ちの人生舐めてたその辺の大学生が社会人になるからには必要なプロセスだったんじゃないかな。とにかく両親と、オタク友達との今日も自担が尊いという会話と、そして自担に支えられた就職活動でした。なんだかんだ楽しかったのかも。もう一生やりたくないけどね!!!

 

ここで改めて自己紹介をしておくと、

・都内在住大学4年生

・担当はKing&Prince永瀬廉くんと嵐相葉雅紀くん

・留学経験無し

・卒論無し

 

このようなどこにでもいそうな大学生でした。このブログを読むことで勇気や安心は与えられるかと思いますが参考にはならないと思います。てかまだ就職はしてないから正解だったかどうかなんてまだ分からないもの。

 

 

3月の就活解禁前何をしていたか

それがですね…周りと比べて意識が低かったのでほとんどしてなかったんですよ!hahahaha!!(ホットドック好きそうな笑い方すな)夏にインターンに行ったという友達の話を聞いたり、徐々にスーツの人黒髪の人が増える大学の授業で焦りを感じたりしつつもなんか何から始めたら良いのか分かんなくて。一応解禁前に2回だけ合説行ったり1社だけ1dayのインターンに参加したりしたけどそこ選考受けてないし。結局OB訪問も全くしなかったし。やべえ。2月くらいから効率悪く業界企業研究や自己分析を始めたって感じですかね。今考えるとインターンに行って価値観を見出しつつ自己分析や業界研究をもっとしっかりやれば良かったかなとは思います。でも私コツコツ頑張れなくて受験とかも最後の1年でぶっ飛ばすタイプだったから3月スタートする運命だったんだろうなと思います(笑)オタクすること現場行くことで精一杯だった!!!なんてったってJr.最後の1年でデビューも決まったんだもん!見逃したくないもん!!(お前の人生考えろよ)

 

3月

まあ今までほとんどやっていなかった分大変になるんですよね就活wwでもそれは覚悟で3年生遊んでました!(ドヤるところではない)2月の自己分析の結果、本当はお金がたくさん欲しいけど、「転勤したくない、拗らせた女は結婚相手を見つけなければならない!!」という理由でまあお金は妥協して一般職、事務職メインで応募しようと決めました。ヤバすぎ。3月になって就活が解禁されてから楽しそう!って思ったところや一般職の説明会を申し込みました。一般職、採用が遅いから焦るんですよね自分の進んでなさに。3/1はブラックジャケット(リクルートスーツ)に身を包み、「現場だあ!!」とか浮かれながら合説に行ったんですけど、幕張メッセに行くために京葉線に乗ったはずが何故か埼玉に着いてまして。武蔵野線だったんですね。会場着いたら夕方でした。その後、私はようやく本格的に就活に焦りはじめます。どうしたらいいのか分からなくて大学のキャリアセンターに何回も泣き付いたり、エージェントに相談したり、学内説明会全ステしたり。朝嵐のFind the answerを聴いて号泣して「頑張ろ」って言って出かけたり。目まぐるしく過ぎた3月でした。シンデレラガール解禁と廉くんのメンカラ黒が本当に嬉しくて説明会どころじゃなくなったこともいい思い出です。

 

4月

ダラダラと必死に(?)説明会に行ったりエントリーシート(ES)を書いたりしていました。全然うまく行かなくてES落ちまくるし、祈られすぎて私は寺なのかと錯覚したし(?)グループディスカッションかと思ったら普通にグループ面接で準備してなくてまさかの初面接に大焦りしたり。意外と話せたのでやっぱ本番に強いやん自分やるやんと思いながら帰りました。まあ落ちたんですけどねいいんですけどもwww4月は花晴れが始まったりHoneyを観に行ったりオタ会をしたり。あとはジャニヲタたる者一度は!!と思い立って急遽マイマザーと滝沢歌舞伎を観に行ったり(笑)いやーほんとに凄かったし美しかったし楽しかった!!良い息抜きでした。素敵な舞台でした。行って良かった!下旬くらいに初めて今就職することが決まった業界を意識し始めます。

 

5月

就活も、オタクも、一番忙しかった…。なんてったって一生に一度しか無いKing&Princeのデビュー月ですもの。オタクも妥協したくなかった。ES、説明会、面接、オタクとだいぶハードでした。GWに横アリにセクゾコンに行ってキラキラとリフレッシュと勇気とたくさんありがとう!!って感じでした。デビュー週も

面接

面接→フラゲ→デュアル

面接→帰宅→デビューおめでとう会

説明会→面接

面接

って感じで結構大変だったし懐古厨な私は切り替えがほんと大変だった(笑)でもこの週から私の就活が良い方向に向き始めました。

一般職って採用が少ないんですね。だから私のような軽率な理由な人は書類や一次で落とされることが多くて。あとは単純に面接行って明らかに周りの子と違って浮いている自分に気付いたんですね。偏見ですけどたまたまかもなんですけどみんな女の子らしくてモテそうで可愛らしい子で。プリンセスより海賊や恐竜が好きで女の子らしくない私は絶対違ったんですね。違う業界も見始めました。

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6月

ここからはほぼ面接でした。毎回緊張した。序盤に内々定をいただいて、やる気を失くしかけたんですが、何とか受けにいった同業他社が楽しそうで、私もそこで営業として成長したいと思えて、しかも東京にいられて土日休み。そして面接官のお姉さん超タイプ。(軽率)その後選考が進み、私はここに就職することに決めました。

 

就活コスメについて

普段アイシャドーは紫とか緑とか青とか赤とか、ブラウンでもピンク入れたりしてるし、リップなんか濃い赤リップ命みたいな感じだったので就活メイクとか地獄でしかなかったっす...血色の無い唇だと顔面が余計死ぬやつの悩み分かるか!?!?!?(すみません取り乱しました)もう就活メイクへのモチベは皆無だったので、もう朝少しでも手間が省けるようにサッとひと塗りのオーブクチュールのシャドーを購入し、オペラの花嫁リップのティントでなんとか血色を保とうと必死でした。

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助けられた曲

・Find the answer

就活解禁直前に発売された嵐の曲、99.9の主題歌ですね。先程も申しましたが3月、どうしたら良いのか分からなくてこの曲のMステを泣きながら観て、気付いたら「頑張ろ」ってつぶやいてて、そのまま説明会に出かけた朝を思い出します。歌詞がドンピシャで沁みるの。就活が終わってみても凄く沁みる。これからの人生もこの曲に助けられるんだろうなと思います。

・Green Light

昨年の嵐さんのアルバム、「Untitled」に収録されている曲で、コンサートで1曲目だったものですね。赤のペンライトで染まった会場が一瞬で緑の大パノラマになった瞬間を思い出しては目の溝みたいなのを熱くさせています。青信号とか盗塁のGOサインとかの意味があるんだよね確か。もうなんか本能的に好きなのこの曲!!

 

サクラ咲ケ

言うまでもなく受験等人生ここぞの時の応援ソングですね。でも他にも理由がありまして。あまりこういうところでいうのもアレなのですが、去年の嵐のコンサートで私が初めて相葉くんからファンサを頂いた時の曲なんです。まさに「サクラ~咲ケ♪」って歌いながらだったのでもう問答無用で就活応援ソングです。最終面接とかここぞの時だけ大切に聴きました。

 

・シンデレラガール

そしてそしてシンデレラガールですよね。3月なのに何故か雪が降ったあの日から本当に毎日支えてもらいました。というかJr.時代はもちろんだけどKing&Princeのデビュー発表から彼らのあまりにも輝く活躍が全部私の希望だった。正直最初は嫌でも耳に残るトンチキソングを期待している自分がいたんだけど、なんか良い意味で期待を裏切られたよ…こんなに素敵な曲がデビュー曲で本当に良かった…(むせび泣き)色んな人にデビュー曲いいね!って言われる度にドヤ顔でした

 

こんな感じでなんとか終えました。我ながらよくこんな調子で決まったわ…。説明会に行こうとして会場ついたら全く気配無くて就活生私しかいなくてまさかと思って予定確認したら明日だったみたいなことが3回くらいあったからみんな気をつけて!!今は社会人になることに対して楽しみ半分、不安半分って感じです。何より社員さんが超優しくてそんな人になりたいなと今思えてるし。キンプリが内定先のCMキャラクターになることが野望です(大真面目)。とりあえず今は残りの学生生活を楽しみたいと思います!

叶えたい願いGo start!!

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2017年5月22日、Jr.担最後の日。

廉くんのおかげでまいジャニを観てたくさん芸人さんを知ることができた。

関西ジャニーズJr.を知ることができた。

色々な会場に連れて行って貰った。

舞台の楽しさを教えてもらった。

今まで知らなかったたくさんの素敵なジャニーズの曲に出会うことができた。

ジャニーズJr.の儚さと一つ一つ夢を叶える素晴らしさを知ることができた。

素敵なお友達がたくさんできた。

廉くんの頑張る姿で大学受験を乗り越えることができた。

そして夢を叶えた廉くんとなら就活も一緒に乗り越えようと思える。

そしてデビューという最高のプレゼント。

たくさんの愛を、思い出を、夢をありがとう。

2011.4.3〜2018.5.22

Aぇ少年なにわ皇子Mr.King vs Mr.Prince、Mr.KING

関西ジャニーズJr.の、ジャニーズJr.の永瀬廉くんにたくさんの愛と感謝を。

そして心から愛するMr.KING

辞めないでアイドルでいてくれて、3人一緒にデビューしてくれて本当にありがとう。

2014.5.14〜2018.5.22。最高に楽しいJr.担人生でした。

6人いれば、怖いもんなんか無いね。

これからもその愛で、もっともっとたくさんの人を幸せにして行ってね。

絶対にトップになろうね。

終わらない夢を描こう。

描いた未来たどり着くまで。

続編(はなし)はこれから

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 幾度となく囁かれたXデーは、舞台期間のとある平日の昼間に突然やってきた。2018年1月17日、Mr.KINGとPrinceはKing&Princeとして春にCDデビューすることになった。この日をずっとずっと忘れたくなくて、King&Princeが10周年を迎えたとき自分にこの日のことを思い出して欲しくて。そんな思いで今このブログを書いている。

 

 正直に言うと私は3人派だった。Mr.KING3人の重なる歌声と人数の少なさを感じさせない圧倒的な強さと…もうとにかく3人が大好きだった。3人ではない未来なら私のオタク人生考え直すとまで言ってしまうほどだった。だが、Mr.KINGを愛するあまり、初めての単独公演である湾岸ライブに行くことができなかった辛さからここ数か月廉くん及びMr.KINGから離れてしまっていた。

 

 丁度その期間に嵐の「untitled」という壮大な物語がはじまった。今から4年ほど前にJr.の沼に足を突っこみ、脳内が廉くんに占拠されて以来自分の中で「殿堂入り」というポジションが築かれ、嵐と相葉くんは「熱量は下がっても心の奥底で一番大好きな絶対的な人たち」という存在だった。2017年の夏にMr.KINGとの未来を誓って以来自分の嵐への疎さを申し訳なく思い、もうファンを名乗っていけない、卒業しなければならないのではないかとまで考えていた。ところが、はじめて聴いた時から私の中で革命的だった今年のアルバム、およびそのツアーでその概念は覆されてしまった。有難いことに今までで一番近い距離、そして大好きな相葉くんからはじめてのファンサという奇跡も重なり、忘れられないツアーとなった。デビュー19年目にして未完、untitledな嵐の世界はどの空間よりも大好きで幸せでもう嵐を超えることは誰も出来ない、私のDNAは嵐だ、私の中で誰も嵐を超えられない。そんな思いが強くなって幕を閉じた2017年であった。その間嵐の番協に行ったこともあり、私の中ではもう完全に嵐熱が戻っていた。未来への保障の無いJr.担に正直疲れてしまっていた。ハピアイや廉くんの誕生日会もあり、私のこの冷め具合によって周りの人に迷惑をかけてしまっていることが1番辛かった。

 

 そんな中で迎えたハピアイ私的初日、忘れもしない1月17日。謎の番協に外れた私はいつもの長妻担と某スタバにいた。すると仕事をしているにも関わらず何故か情報の早い母親からまた何かLINE来た。そこで私はその事実を知ることとなる。まだ完全に嵐脳の私はもう完全にパニックである。自担のデビューというはじめての事実、Mr.KINGでは無いという事実。この瞬間に素直に喜ぶことが出来なかったのが心残りである。訳の分からないままいつもの平野担、岩橋担と合流し、帝劇に入った。この時点でも私の熱は戻っていなかったが、この日の帝劇は何か空気が違うと感じたこと、歴史的な空間にいるのだと感じたことは覚えている。開演前に10分前に出演者から挨拶があることが知らされた。緊張で吐きそうになりながら「まだ廉くん熱戻らない~」と言っていた。何なんだこの情緒不安定女。開演5分前のチャイムはいつもより10分早く鳴った。17時50分、司会の方からKing&Princeが紹介された。廉くんを先頭に6人は堂々と歩いてきた。まあまあ涙腺が強く周りから鉄の女呼ばわりされる私の目からとめどなく涙が流れてくる。聞いてないぞ涙腺。ハンカチの用意すらしていないし本人たちが何を言っているのかも分からないくらい泣いているし何なんだこの情緒不安定女(2回目)とりあえず廉くんの言葉だけはちゃんと聞こうな。

 

 ただ、私は偶然にもこの空間にいることが出来て、廉くんの言葉を聞くことが出来て本当に良かった。廉くんの「たくさんの意見があると思いますが皆さんに認めて貰えるようにいっぱい努力してもっと上に行けるように頑張っていこうと思います」という言葉。私はその瞬間に「私が廉くんにとってマイナスな発言をする存在でありたくない。全部肯定してあげたい。」そう思った。6人は堂々と挨拶をし、その儚くも逞しく不安と覚悟と夢と期待と、色んなものを背負った背中を向けて一度舞台を去った。幕が上がってから最後に東山さんが「今日からKing&Prince」と紹介してくださるまで私は3時間ほぼずっと涙が止まらなかった。今まで見た中でその日の廉くんは一番キラキラして見えた。廉くんかっこよくなったね。綺麗だよ綺麗だよって思うたびに涙はひたすらに溢れてきた。廉くんは今何を思っているんだろうと思いながら観ていた。私がMr.KING派だった事実を忘れるくらいには廉くんがデビューするという事実が嬉しかった。

 

 人生で一番泣いたかもしれない。1日経っても気を抜いたら涙が出てきそうだった。ワイドショーやスポーツ新聞を見るたびに胸がいっぱいになった。夢じゃなかったんだ。私は将来奇跡的にプロポーズされたとして、ここまで泣けるのか心配になった。 あれほどにMr.KING固執していた私は、本人の言葉を聞いて6人について行こうと誓った。色んな思い出みんな眩しすぎるけど、廉くんの場所はいつも素敵だったんだから。3人は離れなかったんだから。この間買った写真集からも分かるようにPrinceは素敵な3人なんだから。今までよりこれからの方が長いんだから。6人で良かった、6人じゃなきゃダメなんだと思える日が来ますように。絶対に6人でビッグになろうね。

 

 

 

 

 

 

 2028年、31歳のぽ~さんこんにちは。2018年21歳のぽ~です。あと1年で私は大学を卒業して就職し、平成が終わります。あなたはもう結婚して子どもがいるのか、仕事に明け暮れてるのか、相変わらず拗らせたままオタクで忙しいのか、新たな沼を発見しているのか、ヒロムはまだ生きているのか、そもそも私は元気に生きているのか、全く想像がつきません。ただ、熱量が減ったとしても廉くんのことが大好きで、6人がドラマにバラエティに周りの人にそして名曲に恵まれ、そして6人が誰一人欠けることなくKing&Princeでいて、大きくなった彼らと10周年の景色を楽しんでいて欲しいと願うばかりです。

 

ハルイロの空へ。

 

2017.6.30ザ少年倶楽部生放送スペシャル「スペースジャーニー」

※再投稿

 

 

 The Land of dream、Future Island、13月。様々な旅の途中であるMr.KING御一行は満を持して宇宙への旅へ出た。彼らはC-3PO顔負けの金色の衣装を身にまとい、若き桃色の戦士を引き連れていた。我らが平野紫耀隊長の美しすぎる顔面から横一列に並ぶ御一行が映しだされて突入するイントロ。このメロディを耳にした瞬間、「Ladies and gentlemen, boys and girls」のアナウンスの後やってくる某夢の国のパレードが見えたのは私だけであろうか。

 

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「ミッキー!!こっち見て~!!」

衣装まで揃えてきたのではないかとう圧倒的親和性。

「スペースジャーニー。お楽しみいただけましたか?」のアナウンスがかかるまで楽しむことにしよう。

 

 

 まさにパレードのようなメロディとともに始まった歌。まず問いかけたい。「この歌歌詞覚えるの難しくないか!?なにやってっかbaby分かんなくなりそうじゃないか!?(shelter引きずりすぎ女)」Mr.KINGは勿論であるが、これをHiHi Jetと東京B少年が歌詞カードを持ちながら懸命に覚えてくれている過程を想像するだけで何故こんなにも目の溝みたいなのが熱くまってしまうのだろう。KING’S TREASUREとは僕らだけのタカラモノ(Oh Treasure!)とは何なのか。

 

いつかのJr.にQで廉くんが「宝探ししたいなあと思って~ 一攫千金!!」と言っていた記憶があるが、今がまさにその時ではないだろうか。私はひと夏を宝探しに捧げる決心をした。可能性はきっと無限大。なんて夢に満ちているのだろう。画面に映し出される君たちの顔面の時点で可能性が無限大なことなど百も承知であるが。ナビも地図もいらないと断言し胸の高鳴りだけで突き進む髙橋海人。やはり今年の彼は違う。Google mapを使っても目的地にたどり着けない底辺キモヲタ(私)とはわけが違う。

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 その後サビでは3人それぞれの足元に2人ずつB少年が座り、その周りをローラースケートで滑るHi Hi Jet。

このローラースケートがさらにディズニーみを加速させる。そして驚いたのがそう、金指一世くん。

「金メダル目指せ、世界一!!」

と言わんばかりの輝かしすぎるお名前。Jr.祭りではその圧倒的可愛さから「3秒笑って 緑」と検索するヲタクが大量発生し、同じくJr.祭りで爪痕を残しに残した東京B少年に気が付けばちゃっかりクリエから加入していた彼。ソロでコーラスをしているではないか。NEWSニッポンでの幼き日の薮宏太を彷彿とさせるのびやかで儚い変声期前の歌声。ウィーン少年合唱団でなくジャニーズを選んでくれて本当にありがとう。そして「見つけに行こうよフロンティア」「運んでゆくのさ天の川」この作詞家の方のフィールドの設定のエモさが私は大好きである。

 

 非常に某夢の国のパレードみの強い一曲であり。これをEXシアターという狭い屋内にとどめておくのは勿体ないのではないだろうか。私なら少なくともトゥモローランドはルートに入れる。初めて六本木に降り立ったフレッシュな2年前とは違い、Mr.KINGの名に恥じぬよう一歩一歩進んできた彼らが2017年の今、叶えたい夢とは、抱きしめた夢とは、僕らだけのタカラモノとは何なのか。EXシアターで歌っていくにつれて分かるのかもしれない。私も一緒に探していく所存だ。秋からの新たなIslandへの旅が始まるまで。

20170609ザ少年倶楽部オープニング 「Mr.KING Shelter」

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 ※再投稿

 

まず髙橋海人の「rock」の言い方で一撃を食らった。メロディに合わせて湧き出る煙。本当に去年の夏信号のような衣装を着ていた3人なのかと私は疑ってしまった。ついに煙までも支配した3人。今宵のMr.KING王国は闇に支配されたのかもしれない。

 

 歌い出しはかいちゃん。いや海人さん?いや、KAITO。自分の語彙力の無さがLooserすぎることを恨むのだが、のびがあって哀愁と悪を感じた今日のKAITOの歌声と腰つき。なんというかジャニーズに入ってから今日までの彼の積み重ねたスキルと感性と18歳の今に感謝したい。こんなにWinnerな高校3年生がどこに存在しようか。

 

お次は自担、廉くん。いや、REN。もうポジティブ・ブラック・RENなどではない。私にはジャスティス・ギルティ・RENだった。最近永瀬廉くんの成長を正義であり、罪だと感じている。なにやってっか分かんなくなりそうなRENは確実に罪であった。指輪が見えた瞬間は罪だと感じたが、自分はゴツい指輪が似合う手ではないと感じて華奢な指輪を選んだのだとしたら正義と愛しさの塊であった。少し話は進むが、shelterのために仕込んできたのではないかという我らが平野紫耀の赤メッシュと腕の逞しさと「傷つくためだけに奪われてくために生まれてきた気がするんだ」という歌詞の親和性。美しくも儚く野性味も感じる唯一無二の彼のイメージから、少なくとも今日の出演者の中で最もこの歌詞が似合う男だと感じた。それにしても「だぁ~↝」の余韻がたまらない。

しょうかいの間の廉くんの美しさ、しょうれんの間のかいちゃんの未来感、そしてれんかいの間の紫耀くんの挙げた手の強さと儚さ。Mr.KINGがどこか違う世界へと旅立ってしまうのではないかと寂しさを覚えた。西野カナさんの歌詞に共感することができないほど恋愛とは縁遠い生活を送っているが、「君がいなければ俺の世界なんか粉々に砕け散るよ」というこの歌詞を自担を想って聴いてしまうどうしようもない女子大生とは私である。本当にyou are my shelterだ。気付けばサビに突入していたが、俺を抱きしめてくれと言いながら少なくともNHKホールとMr.KINGのファンは抱いている今宵のKAITOは一体何者なのか。気だるい前髪が既に罪。とんでもない高校3年生だ。とうてい今の私には何度でもどころか一度も立ち上がれるきはしないほどに腰を抜かしている。

 

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そして何と言ってもここではないだろうか。私は思わずBTNのこのヘリコプターを思い出してしまった。いつだって紫耀くんは兄である。3人の立ち位置は違うのになぜこれほどまでに三兄弟なのであろう。画面から伝わる2年前よりも強い3人の絆と覚悟に今日だけで何度胸を打たれたのだろう。その後のそれぞれのソロダンスでハイビーやJr.を従えている様子、切なげに歌いあげる3人のソロはまさにこれからのジャニーズを背負うKINGだった。昨年の「サマステ ジャニーズKING」というタイトルの意味がようやく分かった気がする。(違)そして大サビと2回目の3人が腕を組む最強エモ三兄弟ポーズ(ネーミングセンス)を迎え、3人が会場を蹴りあげてこの歌は終了する。

 

 

私にはShelterというとダンススキル高いのTravis Japanのイメージが強く、「どんなふうになるんだろう」「好きな曲だから楽しみだなあ」といったくらいのテンションで今日の放送に臨んだ。しかしとんでもなかった。何度も言うが今宵のは本当に恐ろしい。永瀬担の私ですらこの状態であるのに果たして海人担は生きているのだろうか。そして儚く優しく甘く美しい声の永瀬廉、儚くも逞しい平野紫耀。この人たちが普段は「愛は味方さ」「OH!サマーKING」のような王道アイドルソングを歌うことが多いのだ。私は恐ろしいグループに出会ってしまったと改めて感じた。夏これをEXシアターで生で見てしまったら生きて帰ることが出来る気がしない。Hi Hi Jetや東京B少年にも心を奪われつつある私であるが今日ばかりはMr.KINGのあまりの強さに見る余裕がなかったため、また何度も観たいと思う。そんなロックの日の夜であった。