20170609ザ少年倶楽部オープニング 「Mr.KING Shelter」

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 ※再投稿

 

まず髙橋海人の「rock」の言い方で一撃を食らった。メロディに合わせて湧き出る煙。本当に去年の夏信号のような衣装を着ていた3人なのかと私は疑ってしまった。ついに煙までも支配した3人。今宵のMr.KING王国は闇に支配されたのかもしれない。

 

 歌い出しはかいちゃん。いや海人さん?いや、KAITO。自分の語彙力の無さがLooserすぎることを恨むのだが、のびがあって哀愁と悪を感じた今日のKAITOの歌声と腰つき。なんというかジャニーズに入ってから今日までの彼の積み重ねたスキルと感性と18歳の今に感謝したい。こんなにWinnerな高校3年生がどこに存在しようか。

 

お次は自担、廉くん。いや、REN。もうポジティブ・ブラック・RENなどではない。私にはジャスティス・ギルティ・RENだった。最近永瀬廉くんの成長を正義であり、罪だと感じている。なにやってっか分かんなくなりそうなRENは確実に罪であった。指輪が見えた瞬間は罪だと感じたが、自分はゴツい指輪が似合う手ではないと感じて華奢な指輪を選んだのだとしたら正義と愛しさの塊であった。少し話は進むが、shelterのために仕込んできたのではないかという我らが平野紫耀の赤メッシュと腕の逞しさと「傷つくためだけに奪われてくために生まれてきた気がするんだ」という歌詞の親和性。美しくも儚く野性味も感じる唯一無二の彼のイメージから、少なくとも今日の出演者の中で最もこの歌詞が似合う男だと感じた。それにしても「だぁ~↝」の余韻がたまらない。

しょうかいの間の廉くんの美しさ、しょうれんの間のかいちゃんの未来感、そしてれんかいの間の紫耀くんの挙げた手の強さと儚さ。Mr.KINGがどこか違う世界へと旅立ってしまうのではないかと寂しさを覚えた。西野カナさんの歌詞に共感することができないほど恋愛とは縁遠い生活を送っているが、「君がいなければ俺の世界なんか粉々に砕け散るよ」というこの歌詞を自担を想って聴いてしまうどうしようもない女子大生とは私である。本当にyou are my shelterだ。気付けばサビに突入していたが、俺を抱きしめてくれと言いながら少なくともNHKホールとMr.KINGのファンは抱いている今宵のKAITOは一体何者なのか。気だるい前髪が既に罪。とんでもない高校3年生だ。とうてい今の私には何度でもどころか一度も立ち上がれるきはしないほどに腰を抜かしている。

 

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そして何と言ってもここではないだろうか。私は思わずBTNのこのヘリコプターを思い出してしまった。いつだって紫耀くんは兄である。3人の立ち位置は違うのになぜこれほどまでに三兄弟なのであろう。画面から伝わる2年前よりも強い3人の絆と覚悟に今日だけで何度胸を打たれたのだろう。その後のそれぞれのソロダンスでハイビーやJr.を従えている様子、切なげに歌いあげる3人のソロはまさにこれからのジャニーズを背負うKINGだった。昨年の「サマステ ジャニーズKING」というタイトルの意味がようやく分かった気がする。(違)そして大サビと2回目の3人が腕を組む最強エモ三兄弟ポーズ(ネーミングセンス)を迎え、3人が会場を蹴りあげてこの歌は終了する。

 

 

私にはShelterというとダンススキル高いのTravis Japanのイメージが強く、「どんなふうになるんだろう」「好きな曲だから楽しみだなあ」といったくらいのテンションで今日の放送に臨んだ。しかしとんでもなかった。何度も言うが今宵のは本当に恐ろしい。永瀬担の私ですらこの状態であるのに果たして海人担は生きているのだろうか。そして儚く優しく甘く美しい声の永瀬廉、儚くも逞しい平野紫耀。この人たちが普段は「愛は味方さ」「OH!サマーKING」のような王道アイドルソングを歌うことが多いのだ。私は恐ろしいグループに出会ってしまったと改めて感じた。夏これをEXシアターで生で見てしまったら生きて帰ることが出来る気がしない。Hi Hi Jetや東京B少年にも心を奪われつつある私であるが今日ばかりはMr.KINGのあまりの強さに見る余裕がなかったため、また何度も観たいと思う。そんなロックの日の夜であった。